2024年6月5日、日本時間でTwitchがサブスクリプションの価格改定を発表しました。
この改定は、サブスクライバーが居住する国の通貨や生活費に合わせて行われる予定で、多くの国では価格が引き下げられる一方、日本やアメリカを含む一部の国では価格が上がることが決定しました。
Twitchには「サブスク」と呼ばれるシステムがあります。
これはユーザーが毎月一定の金額を支払うことで、お気に入りのストリーマーを支援できる仕組みです。
サブスクは大きく分けて3つのティア(レベル)に分かれており、それぞれ異なる特典が提供されます。
ティア1
最も一般的なサブスクです。カスタム絵文字、バッジ、広告非表示などの基本的な特典を楽しむことができます。
ティア2
ティア1よりも高額ですが、より多くの絵文字や限定バッジなど、ワンランク上の特典が用意されています。
ティア3
最上位のサブスクで、最多の絵文字や限定バッジに加えて、特別な特典を受けられる場合があります。
さらに、Twitchでは「チャンネルポイント」や「ビッツ」など、ストリーマーを多様な方法で支援できる仕組みもあります。
新しい制度の導入
今回発表された「ローカルサブスク価格」は、2024年7月11日から順次導入される予定です。この新制度の目的は、サブスクライバーが居住する国の生活費を考慮し、より手軽にサブスクできるようにすることです。
しかし、残念ながらアメリカ、カナダ、スイス、イスラエル、日本などの国では、サブスク価格が値上がりすることになります。
具体的には、日本ではティア1のウェブ価格が月額600円から700円に引き上げられます。
スマホアプリ経由でのサブスクには手数料が加算されるため、さらに高くなる可能性があります。
各国での新価格の導入は7月11日から順次行われる予定ですが、日本での開始日も同じかどうかは未定です。
ストリーマーへの影響
この価格改定により、日本のストリーマーにとってはサブスク数を維持できれば収益が上がる可能性があります。
Twitchではストリーマーの取り分が50%から70%とされていますが、今回の価格改定後もこの割合は変更されません。
そのため、ストリーマーは新しい価格設定のもとで収益を確保しやすくなるでしょう。
まとめ
Twitchのサブスクリプション価格改定は、多くの国で価格が引き下げられる一方、日本やアメリカなど一部の国では価格が上がることが特徴です。
この新制度は、サブスクライバーが居住する国の生活費を考慮しており、より多くの人が手軽にサブスクを利用できるようにすることを目的としています。
ただし、日本ではティア1のサブスク価格が100円値上がりし、700円/月となります。
これにより、日本のストリーマーは収益を増やすチャンスが広がる一方で、サブスクライバーには価格上昇が負担となる可能性があります。
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