2024年6月6日、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、日ロ間の平和条約締結交渉の中断について、ロシア側の見解を述べました。
ペスコフ報道官は、ロシアと日本の間で行われていた平和条約の交渉が停止した責任は、日本にあるとするプーチン大統領の発言を支持しました。
この背景には、ウクライナ問題を巡って日本が対ロシア制裁を発動したことがあるとされています。
これに対し、日本政府は、ロシア側の主張を「不当で受け入れられない」として強く反発しました。
しかし、ペスコフ報道官はこの日本の反応について「想定の範囲内」とコメントし、ロシア政府が日本の批判を特に気にかけていないことを示唆しました。
このコメントは、ロシアが日本の反発を予想し、特に驚くこともなく受け止めていることを明らかにしています。
この一連のやり取りは、ロシアの国営タス通信によって報じられました。
ペスコフ報道官の発言から、ロシア政府が日本からの批判を意に介さず、強硬な姿勢を維持していることが伺えます。
日ロ関係の将来については、ウクライナ情勢や制裁問題が引き続き重要な課題となるでしょう。
この状況を踏まえると、日ロの平和条約交渉の再開は遠い未来の話かもしれません。
日本とロシアの外交関係は、今後も慎重な対応が求められることとなりそうです。
Image:https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2NU1T4/
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