2024年6月8日早朝、ニコニコ動画やニコニコ生放送を含むニコニコサービス全体で、大規模な障害が発生しました。
この障害について、運営元のドワンゴは同日19時頃、大規模なサイバー攻撃を受けたことを公表しました。
障害は、8日午前3時23分ごろから始まりました。
この時点から、一部のユーザーはニコニコ動画や関連サービスを正常に利用できない状態が続いていました。
6時には、緊急メンテナンスが開始されましたが、その後12時間が経過しても、完全な復旧には至りませんでした。
ドワンゴは、サービス停止の理由について「大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に抑えるためにサービスを一時的に停止しています」と説明しています。
さらに、サイバー攻撃の影響を完全に排除し、安全が確認されるまでは復旧作業を開始することができないとも述べています。
また、「少なくともこの週末中は復旧の見込みがありません」との見通しを示しています。
現在、停止しているサービスは、「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」「ニコニコチャンネル」などの主要なニコニコファミリーサービスです。
加えて、外部サービスでのニコニコアカウントを用いたログインも停止しています。
ドワンゴは、復旧作業と並行して、サイバー攻撃の経路を追跡し、情報漏洩の可能性についても調査中です。
幸いなことに、現時点ではクレジットカード情報の漏洩は確認されていないと報告されています。
さらに、親会社であるKADOKAWAでも、同時期に「Http/1.1 Service Unavailable」のエラーメッセージが表示される問題が発生しており、こちらも同様の影響を受けている可能性があります。
ドワンゴは、影響を受けたユーザーに対し、継続的な情報提供を行うとともに、一刻も早いサービスの復旧に向けて全力を尽くしています。
ユーザーには、最新情報を公式サイトや公式SNSアカウントで確認するよう呼びかけています。
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