株式会社ドワンゴは、6月10日に発表した声明で、同社が運営するニコニコサービスが8日早朝から大規模なサイバー攻撃を受け、利用できない状態にあると報告しました。
これに伴い、ドワンゴはニコニコのシステム全体を再構築する必要があると説明しています。
このサイバー攻撃の影響は、ニコニコ動画やニコニコ生放送といった主要サービスだけでなく、ニコニコアカウントを利用する外部サービスや、各種キャンペーンにおけるプレゼント発送にも及んでいます。
これらのサービスは現在停止しており、16日までに予定されていた番組も中止または延期される見込みです。
ドワンゴは現在、被害の全容を把握するための調査を進めると同時に、攻撃の影響を受けずにシステムを再構築するための対応を進行中です。
これにより、サービスをいち早く復旧させることを目指しています。
今後の対応については、ドワンゴの役員である栗田穣崇氏とCTO(最高技術責任者)の鈴木圭一氏が、今週中に復旧の見込みや調査で明らかになった情報を説明する予定です。
また、「サービス停止期間中のプレミアム会員費や有料チャンネル会員費はどうなるのか」や「生放送のタイムシフト期限は延長されるのか」といったユーザーからの質問に対しては、続報で誠実に対応するとしています。
ドワンゴは、この緊急事態に対し、ユーザーの不安を少しでも和らげるために尽力していることを強調しています。
ユーザーに対しては、サービス復旧に向けた取り組みを見守り、続報を待っていただくようお願いしています。
NNU - ネオネットワーク連合をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。