米国のバイデン大統領(81)は、現在イタリアで開催されている先進7か国首脳会議(G7サミット)に出席中ですが、6月13日の首脳夕食会を欠席しました。
イタリアのメディアは、関係者の話として「疲労が原因である」と伝えています。
この状況に対し、バイデン氏の高齢と体力の衰えについての不安が再び浮上しています。
特に、11月の大統領選挙が迫る中、彼の健康状態に対する懸念が増しています。
夕食会は、中世の美しい城で行われましたが、バイデン氏を除く他のG7首脳たちは全員出席していました。
ホワイトハウスの報道官は、バイデン氏の欠席理由について「日程上の都合」と説明していますが、実際には彼の体力的な問題が背景にあるのではないかという見方も強まっています。
さらに、バイデン大統領は同じ日の朝、サミットの最初の討議にも遅刻しました。
この際、イタリアのメローニ首相が会場の玄関で約20分間待たされることになり、到着したバイデン氏に「こんなふうに女性を待たせてはいけませんよ」と冗談を交わす場面も見られました。
バイデン氏は、6月5日から9日にかけてフランスを訪問し、その後一旦アメリカに戻り、12日から再びヨーロッパに向けて出発するという非常にタイトなスケジュールをこなしてきました。
この短期間における連続した移動が、彼の疲労の原因と考えられています。
また、出発の前日には、次男のハンター・バイデン氏が銃の不法購入に関する事件で有罪評決を受けたことも、バイデン大統領の心労を増加させたと見られます。
このような背景を考えると、バイデン氏の体力的な状態に対する不安が広がるのも無理はありません。
大統領としての重責と、彼の健康状態のバランスをどのように保っていくのかが、今後の焦点となるでしょう。
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