Googleは6月26日、毎年恒例の新ハードウェア発表イベント「Made by Google」を8月13日に開催することを公式に発表しました。
このニュースはX(旧Twitter)やYouTubeなどのプラットフォームで公開されました。
通常、このイベントは毎年秋に行われることが多いですが、今年は異例の早さでの開催となります。
Googleからの招待状は、すでに海外メディアに送られており、今年の会場は米国カリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogle本社です。
昨年のニューヨーク開催とは異なり、本社での発表となります。
米国のテックメディア「9to5Google」によると、基調講演は現地時間の8月13日午前10時に始まり、日本時間では14日の深夜2時にスタートするとのことです。
イベントで具体的にどの製品が発表されるかはまだ明らかにされていませんが、招待状には「最高のGoogle AI、Androidソフトウェア、およびPixelポートフォリオ・デバイスを披露する」と記載されています。
昨年の「Made by Google」では、「Pixel 8シリーズ」や「Pixel Watch 2」などが正式に発表されました。
今年も新型フラッグシップ・スマートフォンや、折りたたみデバイス「Pixel Fold」の後継機、新たなTensorチップ、そして第3世代のスマートウォッチなどが登場する可能性が高いと予測されています。
特に、今年の5月に開催されたGoogle I/Oでは、AI技術の進展に大きな焦点が当てられており、検索機能から動画生成まで、多くの新しいAI機能が紹介されました。
この流れから、今回のイベントでも大規模言語モデル(LLM)をベースにした新機能が発表されることは間違いないでしょう。
さらに、新たなPixelデバイスについては、これまでに多くのリーク情報や噂が飛び交っています。
今年初めには、「Pixel 9 Pro」の予想CG画像が登場しました。これに続き、標準モデル「Pixel 9」や大型モデル「Pixel 9 Pro XL」の実物とされる写真が、ロシアのテック系サイトRozetkedで公開されました。
また、Pixel Foldの後継機に関しても、CADデータを基にした予想CG画像が登場しており、「Pixel 9 Pro Fold」という製品名が予想されています。
この新型デバイスは、背面カメラの配置が一新され、大画面化・薄型化が進み、他のPixel 9シリーズと同じく「Tensor G4」チップを搭載すると噂されています。
初代Pixel Foldは発売時には最新であったものの、すぐに型落ちとなるTensor G2を採用していましたが、次のモデルでは最新のSoCの恩恵を受けることが期待されています。
さらに、次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」の予想画像も公開されています。
新モデルは大小2サイズが予想されており、大型のXLモデルでは旧バンドが流用できない可能性があるとされています。
なぜGoogleが今年のPixelデバイス発表イベントを例年よりも早く開催するのかは不明ですが、ちょうどサムスンも新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を7月10日に予定しており、Androidの主要ブランドが例年よりも1~2か月早く新製品を投入する動きが見られます。
これにより、秋に発表される予定の新型iPhoneに対して、強力な競争力を持って挑む構図が形成されそうです。
今年の「Made by Google」イベントには、大きな期待が寄せられています。
新しいハードウェア、特にPixel 9シリーズやPixel Foldの後継機の発表が楽しみです。
また、AI技術の進展による新たな機能がどのように紹介されるのか、注目が集まっています。
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