6月26日、アメリカの株式市場でアマゾン・ドット・コムの株価が大幅に上昇しました。
株価は前日比で3.9%増の193.61ドルに達し、同社の時価総額は初めて2兆ドル(約320兆円)を突破しました。
これにより、アマゾンは超大型企業の一員として、その存在感をさらに強めています。
この急成長の背後には、人工知能(AI)ブームが追い風となり、アマゾンのクラウド事業が再び勢いを取り戻していることが挙げられます。
特に、AI技術を活用したサービスの需要が急増していることが、クラウド部門の成長を後押ししています。
アマゾンの時価総額が2兆ドルを超えたことで、同社はアルファベット(Googleの親会社)、エヌビディア、マイクロソフト、アップルなどの他のハイテク大手と肩を並べることになりました。
これらの企業の中で、アルファベットは4月に2兆ドルの大台を超え、エヌビディア、マイクロソフト、アップルの時価総額はすでに3兆ドルを超えています。
アマゾンの株価は、今年の第1四半期(1月から3月)の決算発表以降、変動を繰り返してきました。
特に注目すべきは、クラウド部門の1-3月期の売上高が過去1年間で最も大きな伸びを記録したことです。
これにより、アマゾンの株価は4月に史上最高値を更新しました。しかし、その後5月末にかけて株価は一時的に下落しました。6月に入ると、アマゾンの株価は再び上昇基調に転じました。
年初来では約27%の上昇を記録しており、投資家たちの期待感も高まっています。
AI技術の進展とクラウドサービスの需要増が、アマゾンの成長を支える重要な要素であり、今後の展開が非常に注目されます。
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