毎年恒例となっているGoogleの新製品発表イベント「Made by Google」。
例年、このイベントは秋に開催されており、最新のPixelシリーズやその他の新製品の発表が行われます。
しかし、2024年は特別です。
通常よりも2ヶ月も早い8月13日に開催されることが発表されました。
Googleの公式X(旧Twitter)やYouTubeでは、すでにイベントの予告映像が公開されており、待ちきれないファンの期待を高めています。
何が発表されるのか?
今年のMade by Googleでの注目ポイントは、主に次の3つです。
- 1. Pixel 9
- 2. Android 15
- 3. AI技術の進化
まず、Pixelシリーズの最新モデルであるPixel 9の発表はほぼ確実です。
予告映像には「Ⅸ(9)」の文字が見られ、例年どおりなら、新しいPixel Watchも登場する可能性があります。
次に、Android 15。この新しいOSバージョンがどのような新機能をもたらすのか、多くのユーザーが注目しています。
そして最後に、Googleの生成AIであるGeminiの新たな進展も期待されています。
もし、Pixel 9のハードウェア発表と同時にAI技術が披露されれば、オンデバイスでのAI処理の強化や、OSとGeminiとの連携がさらに進化するでしょう。
今年のMade by Googleは、AI時代のスマホとしてのPixel 9が中心となることが予想されます。
例年より2ヶ月早い開催の理由とは?
一つ気になるのは、なぜ今年のMade by Googleが例年よりも2ヶ月早いのかという点です。
毎年10月上旬に開催されていたこのイベント。
昨年も10月4日でした。しかし、今年は8月13日というサプライズの日程です。
Googleがこのような変更をする理由には、戦略的な意図があるに違いありません。
考えられる一つの理由は、競合他社よりも早くAI×スマホの未来を提示することにあります。
その最大の競合とは、もちろんAppleです。
AppleのiPhone発表イベントは毎年9月の第2週あたりに行われています。
通常、Googleのイベントはそれから3〜4週間後の10月上旬に行われるため、Appleが新製品を先に発表するのが通例です。
しかし、今年はGoogleが一歩リードする形をとってきました。
今年のスマホ業界では、AI機能が大きな注目ポイントとなっています。
Appleは、先日の開発者向けイベント「WWDC 24」で、Apple独自のAI機能「Apple Intelligence」を発表しました。
この新機能は、今秋のiOS 18でベータ版が公開される予定であり、新しいiPhone 15 Proシリーズや、今後登場するiPhone 16シリーズで活用されると予想されています。
Googleは、スマホへのAI機能の導入において、これまで業界をリードしてきました。
したがって、Appleに先んじて市場の関心を引きつけるためには、早期にAI機能を強調する製品を発表する必要があります。
このようにして、GoogleはAppleの発表前に、自社の技術とビジョンを示すことで、市場での優位性を確保しようとしているのでしょう。
Pixel 9シリーズに関するリーク情報や画像もすでに出回っており、Googleが今年のために計画を着々と進めていたことがうかがえます。
まとめ
2024年の「Made by Google」は、過去に類を見ないほど注目度の高いイベントとなるでしょう。
早まった開催日程、Pixel 9やAndroid 15の新機能、そしてAI技術の進化。
これらすべてが一体となって、Googleの技術力と未来へのビジョンを示す場となります。
今年の発表が、スマホ業界にどのようなインパクトをもたらすのか、目が離せません。
情報元・画像引用
- Googleの新スマホ「Pixel 9」は8月にやってくる。“例年より早め”なのはどうして? – ギズモード・ジャパン
- Pixel 9・Pixel 9 Proの最新情報まとめ! 発売日や価格、スペックの予想を解説します! – モバイル保険 BLOG
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