Googleの次世代スマートウォッチである「Google Pixel Watch 3」が、来月開催される『Made by Google 2024』イベントで正式に発表される予定です。
最近、このデバイスが米国の連邦通信委員会(FCC)に提出され、複数の型番が確認されたことが報告されました。
この動きにより、Pixel Watch 3の詳細なスペックが明らかになってきました。
Pixel Watch 3のモデルとその特徴
FCCの書類によると、Google Pixel Watch 3は4つの異なるモデルで登場する予定です。
それぞれの型番は以下の通りです:GBDU9、GG3HH、GGE4J、GRY0E。
このうち、GBDU9とGG3HHの2つのモデルはLTEをサポートしており、モバイルネットワークに接続して単独で機能することが可能です。
一方、GGE4JとGRY0Eのモデルは、Wi-FiとBluetoothのみをサポートするバージョンとなっています。
新たな通信機能 – UWBと5GHz Wi-Fi
Pixel Watch 3は、前モデルから大幅にアップグレードされています。
特に注目すべきは、UWB(超広帯域通信)と5GHz Wi-Fiのサポートです。
前のPixel Watch 1と2は、2.4GHz Wi-Fiのみの対応でしたが、今回の新モデルではより高速な5GHz Wi-Fiにも対応します。
これにより、データ転送速度が向上し、より安定した接続が期待されます。
UWBについては、今年3月に「Watch Unlock(ウォッチ認証)」機能の開発が報告されており、これがPixel Watch 3に採用されることが予想されています。
UWB技術により、デバイス間での精密な位置特定やセキュリティの強化が実現されるでしょう。
Wi-Fi 6とNFCのサポートも確認
さらに、FCCの提出書類から、Pixel Watch 3はWi-Fi 6に対応している可能性が高いことがわかります。
Wi-Fi 6は、従来のWi-Fi規格に比べて高速かつ効率的な接続を提供します。
また、NFC(近距離無線通信)のサポートも確認されており、モバイル決済やその他のNFC対応サービスの利用が可能です。
サイズとバンドのオプション
Pixel Watch 3は、2つの異なるサイズでリリースされる可能性があります。
これに関連して、提出されたモデルには異なるバンド(ストラップ)の数でテストが行われています。
GBDU9とGG3HHは8つのバンドでテストされているのに対し、GGE4JとGRY0Eは5つのバンドでテストされています。
この情報から、Pixel Watch 3が41mmと45mmの2つのサイズで提供される可能性が高いと推測されます。
ただし、どのモデルがどのサイズになるかはまだ明らかにされていません。
来月のイベントでの正式な発表が待ち遠しいですね。
Google Pixel Watch 3の詳細やその魅力的な新機能について、引き続き注目していきましょう。
source: 9to5Google image: Gadget Leaker
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