スマートフォンのプレゼントを通じて母子家庭を支援するため、那覇市に拠点を置く「EAGLE(イーグル)」という会社が立ち上がりました。
この会社は、スマホの修理、販売、買い取りなどを手掛けており、その代表を務める池原恭兵さんは、自身も母子家庭で育った経験からこの支援活動を始めました。
池原さんは7人兄弟の次男として母子家庭で育ち、家計の厳しさを身をもって知っています。
そのため、母子家庭の子どもたちがスマートフォンを持つことで生活が少しでも便利になるようにと考え、このプロジェクトを始めました。
プロジェクトの一環として、池原さんが代表を務めるスマホ修理専門店「スマホエステ」の那覇店で、7月12日から14日までの3日間、母子家庭の子どもたちに無料で中古スマホをプレゼントするイベントが開催されます。
このイベントは午前11時から午後8時まで行われます。
プレゼントされるスマホは、これまでに「EAGLE」が買い取った壊れたスマホを修理したものです。
インターネット環境さえあれば、無料の通信アプリなどを使って連絡手段として活用することができます。
過去にもこのイベントは行われており、今回で3回目となります。
これまでに約100台のスマホが子どもたちにプレゼントされ、多くの家庭から感謝の声が寄せられています。
池原さんは「スマホがあれば便利だけど、購入する余裕がない家庭も多いと思います。スマホは正しく使えば、多くの良い面があります。必要としている方々にはぜひ来ていただきたいです」と話しています。
彼の取り組みは、多くの母子家庭にとって大きな支えとなっており、今後も多くの子どもたちにスマホを届けていくことでしょう。
source: 琉球新報 ※記事の画像はイメージです。
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