Amazonプライムデーに便乗したフィッシング詐欺に注意喚起 – チェック・ポイントが警告

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は、Amazonプライムデーに関連するフィッシング詐欺が増加していることについて、利用者に注意を呼びかけています。

Amazonプライムデーは世界各国のAmazonで実施され、日本のAmazon.co.jpでは7月16日と17日に開催されます。

すでに先行セールも行われており、これに伴いフィッシング詐欺のリスクが高まっている状況です。

チェック・ポイントによると、2024年6月にはAmazonに関連する新しいドメインが1230以上出現しました。

そのうち85％以上が悪意のある、または疑わしいドメインと判定されています。

また、「Amazon Prime」というフレーズを含む悪意のある、または疑わしいドメインが80件につき1件存在することが確認されました。

悪質なフィッシングサイトの具体例として、チェック・ポイントは次のようなサイトを挙げています。

「amazon-onboarding[.]com」

キャリア関連の認証情報をターゲットにしたフィッシングページです。

「amazonmxc[.]shop」

Amazonメキシコの偽サイトで、ログイン情報を盗むために作られています。

偽のログインボタンをクリックさせ、ログイン情報を詐取することが目的です。

「amazonindo[.]com」

ユーザーのログイン情報を収集するための詐欺サイトで、偽のログインボタンを備えています。

チェック・ポイントは、安全にショッピングを楽しむためのヒントを次の7点にまとめています。

正しいURLかどうかを確認し、少しでも怪しいと感じたらアクセスしないようにします。

推測されにくい複雑なパスワードを使用します。

URLが「https://」で始まり、セキュアな接続であることを確認します。

必要最低限の個人情報のみを入力するようにします。

フィッシングメールに注意し、不審なメールは開かないようにします。

あまりにもお得な取引は詐欺の可能性があるため、慎重に対応します。

クレジットカードは不正利用があった場合の補償があるため、できるだけクレジットカードで支払うようにします。

Amazonプライムデーの期間中、これらの注意点を守って安全にショッピングを楽しむことが重要です。

フィッシング詐欺に巻き込まれないよう、常に警戒を怠らないようにしましょう。

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