米国のネットフリックスは7月18日、最も安価な広告なしプランである月額11.99ドル(約1890円)の「ベーシックプラン」の段階的な廃止を開始することを発表しました。この発表により、新規登録者はもはやベーシックプランを選択できず、代わりに月額6.99ドルの広告付きプランが推奨されています。ただし、既存のベーシックプラン利用者は引き続き同プランを利用することができます。
ネットフリックスは今年の1月にも、カナダと英国で同様のベーシックプラン廃止を発表しており、今回の発表では米国とフランスが次の対象地域となることが明らかにされました。
現在米国でベーシックプランを利用しているユーザーが広告なしで視聴を続けるためには、月額15.49ドルの「スタンダードプラン」または月額22.99ドルの「プレミアムプラン」のいずれかに移行する必要があります。
また、ネットフリックスによると、最も安価な広告付きプランである「広告付きスタンダードプラン」の登録者数は、今年の第2四半期(4月から6月)に34%増加したとのことです。
7月18日の発表によれば、ネットフリックスの加入者数は過去最高の2億7765万人に達し、競合するディズニープラスやピーコック、マックスなどを大きく上回りました。また、第2四半期には805万人の新規加入者を獲得したことも報告されています。
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