イトーヨーカドー春日部店が閉店へ – クレヨンしんちゃん『サトーココノカドー』のモデル店が11月24日に幕を閉じる

イトーヨーカ堂が日進大宮なびの取材に応じ、埼玉県春日部市中央1丁目に位置する商業施設「イトーヨーカドー春日部店」を2024年11月24日（日）をもって閉店させることを発表しました。

イトーヨーカドーは株式会社イトーヨーカ堂が運営する総合スーパーで、全国に広がっています。しかし、近年は経営赤字になることも多く、店舗数の削減を進めています。埼玉県内でも、2023年7月29日（月）に川越市新富町の食品館川越店が、8月25日（日）には三郷市新三郷ららシティ3丁目の食品館新三郷店が閉店する予定です。

春日部店は、東武鉄道春日部駅の西口から少し歩いたところに位置し、地上5階、地下1階の6階建ての建物です。この店舗は1972年に旧店舗としてオープンし、その後1996年12月4日（水）に現店舗に移転しました。旧店舗の跡地には、大塚家具が出店していましたが、こちらも2018年5月に閉店しています。

さらに、春日部店は漫画・アニメ作品「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパー「サトーココノカドー」のモデルとされています。2017年には、店舗の看板を「サトーココノカドー」仕様にするなどのコラボ企画も行われ、地元の人々やファンに親しまれてきました。

閉店後のセールや店舗跡地の利用については現時点では未定ですが、セールについては今後告知される予定です。

image: エキテン