長崎市は、観光情報などを発信している公式フェイスブックページの管理権限が第三者に乗っ取られた可能性があるとして、フォロワーにフォローの解除などを呼びかけています。事の発端は今月16日、長崎市の観光交流推進室の職員がイベント情報を投稿しようとした際に、管理画面にアクセスできなかったことに始まります。同様の問題が他の複数の管理権限を持つ職員にも発生しており、市はこれを受けて「管理権限が第三者に乗っ取られている可能性がある」と判断しました。
現在、市はフェイスブックの運営元であるMeta社に対し、ページの停止やその他の対応を依頼していますが、今のところMeta社からの返答はありません。この公式ページには約1万4千人のフォロワーがいますが、現時点では不適切な投稿やダイレクトメッセージが送信された形跡は確認されていません。それにもかかわらず、市では万が一の事態に備えて、フォロワーに対して不審なメッセージが送信された場合は開かないようにすること、そして可能であればフォローを解除することを呼びかけています。
このような事態は、情報の信頼性を損なうだけでなく、市民や観光客に対しても混乱を招く恐れがあります。市は引き続きMeta社との連絡を試み、問題の早期解決を目指していますが、フォロワーの皆様には引き続き警戒をお願いしています。
source: NBC長崎放送
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