ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は、2024年9月2日よりプレイステーション 5（PS5）本体および関連する周辺機器の価格を改定することを発表しました。この価格改定は、世界的な経済情勢の変化や、さまざまな外部環境の影響を受けた結果、SIEのビジネスに与える影響を考慮して実施されるものです。今回の改定では、PS5の各モデルに加え、コントローラーのDualSenseやリモートプレイ用のデバイスであるPlayStation Portal リモートプレーヤーなど、複数の周辺機器も一斉に値上げされることになりました。
具体的には、ディスクドライブを搭載した標準モデルのPS5は、これまでの66,980円から79,980円へと価格が引き上げられます。また、ディスクドライブを持たない「デジタル・エディション」についても、59,980円から72,980円へと大幅な値上げが行われます。さらに、PS5の周辺機器であるDualSenseコントローラーの価格も改定され、従来の9,480円から11,480円へと上昇し、ついに1万円を超える価格設定となります。各種カラーモデルについても同様に値上げが適用される予定です。
これに加えて、リモートプレイ用のデバイスであるPlayStation Portal リモートプレーヤーも、29,980円から34,980円へと価格が引き上げられることが決定しています。また、仮想現実（VR）体験を提供するPlayStation VR2についても、これまでの74,980円から89,980円へと大幅な価格改定が行われます。
このように、PS5本体だけでなく、関連する周辺機器全般にわたって大規模な価格改定が実施されるため、ゲームを楽しむためのコストは今後さらに高まることが予想されます。経済状況の変化によって、消費者にとっては購入のハードルが高くなる一方、SIEにとっては持続可能なビジネスモデルの確立が求められる重要な局面となっています。
image: SONY
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